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エロいランジェリーの女達

第6章 ヒョウ柄の女

ひと息付いて、栄子がアイスティーにミルクを垂らし、黙った時だ。


「ところで栄子さんネコ飼ってるの?」


「ええ、飼ってるわ。 どうしてそれを?」


「あ、いや、前に山口さんにネコの話してたの小耳に挟んで…」


「そうなんだ」


「どんなネコ?」


「茶トラのメス」


「お、茶トラ可愛いよね!」


「そうなのよ!ニャロっていうんだけど…」


ハイ、こっからはまたまた茶トラの愛猫の自慢話。


これは長い…


しかしチャンスだ。


「そのニャロちゃん、今度会ってみたいなあ」


と猫なで声で言ってみた。

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