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エロいランジェリーの女達

第8章 レモンイエローの女

バイクを降りて、各々メットを外す。


「はあっ、タカ君、マジ最高!やっぱりバイクはいいよねっ!」


額に薄っすら汗を光らせ爽快な笑顔を見せた友美にまたもや胸がドクンとした。


「そうだろっ!バイクがなきゃ人生やってらんないぜ‼︎」


本心だが、友美への気持ちを悟られないよう笑い飛ばし誤魔化した。


「さあ、なんか食おうぜ!腹減ったろ?」


「うん!ペコペコだよ」


俺達はとても10年振りとは思えない程親しげだった。


まるで別れたあの日が一昨日くらいな錯覚を感じた。

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