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愛してください~BL短編集~

第4章 ある帰り道の強姦~悟×薪~


このままじゃ悟に気づかれてしまう!
どうにかしなくては!



俺はまわらない頭で必死に考えた。
でも、答えを出す前に終わった。



「勃ってんじゃん」
「はっ...ちがっ!」
「どこが違うんだ?」



さっきまで色々なところを触っていた手は俺の息子をさわりだした。
触られれば誰だって反応はする。
特に俺の場合は仕方がないことだ。
そう、自分に言い聞かせて現実から逃げようとした。



それを悟が許してくれるわけがなかった。



「俺といるのに薪は他のことを考えるのか?」
「..........」
「俺はずっと.....」



何かいいかけたところで悟は黙った。



悟は何を言いたかったんだよ。

頭がぼーっとしている今、俺の身体は快楽を求めていた。
もう、限界だ。


その瞬間俺の理性は吹っ飛んだ。





「....さとる、...はやく..してぇ///おれぇ、もうがまんできらぃ///」
「薪?」



こんなの俺じゃない。
でも、もう無理なんだよ。







=================


それから俺の記憶はない。
もちろん、朝起きたときの痛みはあったから夢じゃないのはわかってる。
俺がしたことだ。



もう、いいんだ。





END

                          

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