
地下病棟の秘密
第2章 突然の移動
絢子「車椅子用意したんでどうぞ」
小松「ありがとう、でもちょっと手貸し
てもらえる?」
絢子「もちろんです」
小松「…」
足を骨折している小松の為
絢子は肩を貸し体を支えながら車椅子へ
移動させたが…
絢子「!?」
小松「ちょっと、ちゃんと支えてよ」
絢子「あっすいません」
小松「…よっ」
絢子「…」
偶然かもしれなかったが
体を支えた時、小松は体を預けるふりを
して絢子のお尻に
触れてきた
もちろん故意ではなく
ただ単に当たっただけかもしれない
だけど…
絢子「では行きましょうか」
小松「は~い」
だけどその考えは
無残にも打ち砕かれてしまった
絢子「…」
