
地下病棟の秘密
第13章 カップルシート
絢子「あぁ…えっ!?あ、危、!?」
涼「気にしないで見てていいよ、僕は僕
で楽しむから」
絢子「うっ…うんっ…」
涼「…」
絢子「…」
カップルシートでは
二人の間に遮る物などはなく
少し手を伸ばせば簡単に相手に触れる事
が出来た
今みたいに…
絢子「…あ…の…」
涼「何」
絢子「気になるから手…退けてくれない
かな…」
涼「手?あぁごめんごめん」
絢子「…」
絢子の膝の上から
大人しく手を退かした涼
だけどその手は膝から離れたものの
次は
絢子の髪の毛を
クルクルと回しだし…
絢子「…」
涼「これもダメ?」
絢子「この映画、見たいんじゃなかった
の…」
涼「見たかったよ、でも今は絢子の事を
見てたい、触れてたいな」
絢子「…」
涼「ジュース飲む?」
絢子「うんっ、ありがと…?」
涼「飲ませてあげる」
絢子「えっ?」
