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地下病棟の秘密

第14章 まさかの入院



絢子「んっ、ンンッ!!ンッ…」

高戸「…」


高戸にキスされた絢子


高戸とのキスは二度目だったが
一度目は酔っ払って覚えていなかった為
絢子にとってこれが
初めてのキス
だった…


絢子「ンンッ!!ンッ、はぁはぁはぁ…
ちょっと!!」

高戸「思い出した?」

絢子「思い…だすわけ…ンンッ!!」


再びキスされた絢子
思い切り舌を噛んでやろうかと思ったが
一瞬、高戸の表情が悲しそうに見え
歯を立てる事さえ
出来なかった

何故、そんな顔をしたのか…


高戸「…」

絢子「!!」


だからって
許したわけではない
唇が離れると同時に絢子は高戸の頬を
渾身の力を込め思いっ切り
ビンタした


高戸「痛った…入院してる割には元気だ
ね」

絢子「最低…」

高戸「そうだね、最低だね」

絢子「帰って」

高戸「帰るよ、でもさっき俺が言った事
あれは本当だから」

絢子「あなたの言葉なんて信じられない
早く出てって」

高戸「まあいいや…」

絢子「…」


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