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雪雄「患者を殴ったって病院訴えるから
な！！」

絢子「待って！！そんな事されたら」

高戸「勝手にしろ、その時はお前が彼女
に暴力を振るった事を訴える」

雪雄「うっ…それは」

高戸「それでもいいならご勝手にどうぞ
行こう」

絢子「あ…っ…」


雪雄を一発殴り
絢子を連れその場を去った高戸

高戸に殴られ
訴えるような事を言っていたが
雪雄も絢子に同じような事をしていたし
訴えられる
心配はなかったが…


絢子「はぁっ…もぅ最悪…」

高戸「何が」

絢子「あなたのせいでクビになる…」

高戸「別にいいじゃん、病院なら他にも
あるし」

絢子「そんな簡単な話じゃないの…」

高戸「涼と離れるから？」

絢子「…違う」

高戸「じゃあ何、話してよ」

絢子「…」

高戸「絢子」

絢子「…私…前の病院で問題起こして…
それでこの病院に来たの…だから私には
もう後がないの…」

高戸「何かと思えばそんな事かよ」

絢子「そんな事って…」