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絢子「私には重要な事なの！！子供の頃
から看護師になりたくて必死に勉強して
看護師になったの、だから…」

高戸「新しい病院、俺が紹介するよ」

絢子「は？」

高戸「忘れてるかもしれないけど俺一応
薬剤師なの、だからその辺の顔利くから
お望なら」

絢子「…でも」

高戸「大丈夫、今度は普通の病院だから
患者とセックスする必要もない」

絢子「ぅ…」

高戸「涼との事をはっきりさせる為にも
しばらく離れてみたら」

絢子「…」


高戸が言うように
涼と離れてみるのは手だった
環境が変われば気持ちに余裕が出てくる
かもしれない

だけどある人だけはそれを
許さなかった…


高戸「新しい病院、いくつかピックアッ
プしとくから」

絢子「…ありがとうございます」

男性「ちょっと待って」

絢子「？」

高戸「！！」

男性「そういう話はまず僕にしてもらわ
ないと」

絢子「あの、えっと…」

高戸「天野厚、この病院の院長だ」

絢子「えっ！？」

厚「はじめまして、だね」