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地下病棟の秘密

第3章 脱がされて脱がして



男性「君はここの看護師さん?」

絢子「看護師…えっとまぁそうですね…
看護師の橋本絢子です」

男性「よろしく、俺は外科の」

同僚「祐樹?」

祐樹「悪い、今行く」

絢子「…」

祐樹「すいません、じゃあまた…」

絢子「また」


去って行く祐樹の背中を見送りながら
ハンカチを口に当てた絢子
ハンカチからは
ほのかに
柔軟剤のいい香りがしていた


絢子「…いい香り」


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