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地下病棟の秘密

第3章 脱がされて脱がして



絢子「…はぁ…疲れた」


今日も色々あり
お疲れモードで帰宅する絢子

明日は特別診療科に移動になってから
初めての夜勤の日


普通科と違い
夜勤といっても心配する事はないが
ある意味で別の心配が…


絢子「明日嫌だな…」


そんな事を考えながら歩いていると
資料を読みながら歩いて来た
白衣姿の男性に…


絢子「痛った!!」

男性「痛てっ」


お互いにお互いの存在に気づかず
ぶっかってしまった…


男性「痛てぇ…」

絢子「あっすいません…私ボーッとして
て…」

男性「俺の方こそすいません、資料に夢
中になってて…あっ血が」

絢子「えっ?あ…」


ぶっかった時に口を切ったのか
唇から血が出ていた

だけどこれくらいなら
舐めてればすぐに止まる出血量だった
でも彼は…


男性「ハンカチ」

絢子「でもこれくらいなら」

男性「いいから使って」

絢子「…ありがとうございます」


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