
地下病棟の秘密
第9章 わがままな担当患者
アリス「これを…全部?」
祐樹「ご主人様のお体の為ですから」
アリス「…わかった」
祐樹「…」
アリス「でも私だけ辛い思いをするのは
嫌だから祐樹、あなたにも私と同じ辛い
思いをしてもらうわ」
祐樹「俺は何をすれば?」
アリス「…」
祐樹「?」
布団をめくり
病院服から片足を出すと
アリスは屈辱ともいえるある無理難題を
祐樹に突き付けた
それは…
祐樹「ご主人様?」
アリス「私の足を舐めなさい」
祐樹「足を?」
アリス「もしかして出来ないの?出来な
いなら」
祐樹「それくらい出来ますよ」
アリス「!?」
祐樹「では失礼します」
アリス「ちょっ…」
祐樹「…」
祐樹はアリスの前にひざまづくと
アリスの足に触れ唇を寄せた
普通なら
顔をしかめてしまいそうだったが祐樹は
顔色一つ変える事なく
むしろ笑顔で…
アリス「ちょっと待っ…ンッ、て…」
祐樹「チュッ…」
アリス「ぁ…ンッあぁ…」
