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未成熟の誘惑

第3章 caseあき

楽屋を出て左に曲がる



白いシャツをきた少女とすれ違った



「コロサナキャ」



合い言葉のように血なまぐさい台詞



私は少女を知っていた



でもどこで会ったか思い出せない



振り返る、もういない



何を殺したいんだろう



「自分さぁ、にししし」



「またあんたか」



「終わりはないよ。みと、ちあきいの間にはね」



「しつこい男は嫌われるよ」



「いいんだあ。みは、嫌われるためにいるからね」



「いみわかんない」

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