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未成熟の誘惑

第3章 caseあき

パソコンをいじりながら私は考える



これまでやってきたことは正しいのか



あの人は本当に私が好きなのか



思い上がりじゃないのか



「ちあきさん、スタンバイお願いします」



「いや」



「え」



「あの人に会ってくる」



「ちょっとちあきさん、え、あの」



楽屋を飛び出す



廊下を走る



身体が欲している



あの人に会いたい



性的興奮をあおるのはもう疲れた



願わくばあの人に



私だけの愛を伝えなきゃ

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