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希望という名の妄想小説

第5章 年下くんは…


ん?今なんか聞こえた?

耳をすましてもなにも聞こえない。

「気のせいか」


職員室、職員室っと。
そう思い、一歩階段を降りた。


「あぁぁんっ」

びくっ



な、なにいまの…
急にそんな声がしてびっくりした。

人の声だよね…
しかも、

喘ぎ声…?


ま、まさかね!
学校で、とかないよね。


そしてまた一歩階段を降りた。

「……」


ここで私は踵を返した。

やっぱ好奇心には勝てない。

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