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嘘でもいいから

第11章 想いの迷宮~想side~

そばにいて支えてやりたい…

それは俺には許されないことなのか?
父さん…


その後、下調べの時に優花を連れて
行ってやりたいと思ったレストランが
あったけど混んでいて入れず…

やっぱり元気が無さそうに見える
優花が気になって、俺はやたらと饒舌に
レストランの説明なんかをしていた。


そして結局、優花の誕生日ディナーは
近くの店のラーメンになった…


「誕生日にラーメンなんて…
本当にごめんね?」


「でも、ご飯食べるために
並ぶより、パレード見る方が
断然素晴らしいです!」


お前ならそう言うと思ったよ。
本当に可愛いな、優花。

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