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嘘でもいいから

第12章 好きになってごめんね〜想side

優花の誕生日の翌日…

俺は真奈美と会い
彼女に別れを告げていた。


「なんで急に…私が何かした?
…他に女ができたの?」


「そんなんじゃない…
もともとお前とは…」


俺が以前、女たちとの関係を
清算した時…
繋ぎでもいいからと
真奈美だけは別れるのを嫌がった。

真奈美は普段はサバサバしているが
…実はM女だと自分でも認めてる。

そういう点で俺たちの
身体の相性は良かったし…
もともと友達だったから、話も合った。


でも俺はもう…
いくら妹とはいえ
優花という特別な存在が出来て…

真奈美の好意を利用するような
そんな関係が嫌になったんだ。

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