嘘でもいいから
第3章 偶然の出逢い
「優花ちゃん…もしかしてあっちの
天気調べてくれてたの?」
「あぁ、はい…先週お電話あった時
お仕事中なのにカキ氷のお店に
いらっしゃるって言ってたから
珍しいな…と思って(笑)
前に向井さんが教えて下さった
有名なお店に行ったんですか?」
「相変わらず優花ちゃんは優しいなぁ。
熱波でね、ひどい暑さだったよ〜
あ、コレ…みんなには内緒だよ?
あのお店の人気のお菓子…
1個しか買えなかったから。」
「えっ…じゃあお家に持って
帰ってください。
奥さん、喜ばれますよ?」
「いいんだよ…
僕らはもうそんなんじゃないから。」
「え?」
そう言うと、向井さんは
他の営業さんのところに
行ってしまった。
天気調べてくれてたの?」
「あぁ、はい…先週お電話あった時
お仕事中なのにカキ氷のお店に
いらっしゃるって言ってたから
珍しいな…と思って(笑)
前に向井さんが教えて下さった
有名なお店に行ったんですか?」
「相変わらず優花ちゃんは優しいなぁ。
熱波でね、ひどい暑さだったよ〜
あ、コレ…みんなには内緒だよ?
あのお店の人気のお菓子…
1個しか買えなかったから。」
「えっ…じゃあお家に持って
帰ってください。
奥さん、喜ばれますよ?」
「いいんだよ…
僕らはもうそんなんじゃないから。」
「え?」
そう言うと、向井さんは
他の営業さんのところに
行ってしまった。