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嘘でもいいから

第15章 嘘でもいいから

貴方に愛され蕩けて堕ちる…

この身体がこんな風になるなんて
今まで知らなかった…

交じり合う熱

甘い蜜に溺れる二人

生まれてきた本当の悦びを
貴方が私に教えてくれた…

貴方は運命の人

それだけは間違いないでしょう?


嘘でもいいから
貴方の口から永遠の愛を聞きたい…


「想さん…愛してます…ずっと…」


止まらない涙と
胎内を駆け抜ける悦びに声が震える。


「俺も愛してる、優花…
永遠に…お前だけを…
ずっと一緒にいよう。
約束するよ…」


私たちは ひとつに なった。


……………………

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