テキストサイズ

嘘でもいいから

第2章 君が大切だから


……………………

翌週の月曜日…
仕事を終えた私は、隼人が一人暮らしを
するアパートへ向かっていた。


約束通り、週末に私は実家に帰って
お父さんに隼人とのことを話していた。


「小暮くんが…お父さんに
挨拶したいって言ってるの。」


初め、結婚でもするのかと思った
お父さんは絶句してたけど…
ちゃんとしたいって言ってくれてる
だけだと説明すると、


「優花も、もう社会人だし…
お父さんに全部報告しなくても
いいんだよ。
信じているから…」


と言ってくれた。


そして、
正直、全部は聞きたくないしな(笑)


と笑っていた。


隼人、喜ぶだろうな…
早く会って話がしたいよ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ