君以外見えない
第2章 素の自分
そんなことを考えていた昼休み。
「でさぁっ、祐希は亮君と上手くいってる?」
親友の遥が突然話題をふってきた。
亮とは、中学時代の同級生で、高校に入ってから付き合い始めた。
「え、あぁ。まあまあかな~^^;だってお互いに忙しいし~。」
実際、付き合い始めて、まだ1回しか会ってないし。毎日メールするとか正直めんどう。
「え~。なんだ~。で、先週会ったときは?ヤったの?」
「は?ヤってないし。てか、そのつもりもないし。アタシは遥とは違うから~。」
一緒に食べてたグループで
ドッと笑いが起こる。
本当は…
亮も誘ってきてたし…
アタシにその気がなかった訳じゃないケド。
葵の顔が浮かんできて、
嫌悪感を感じずにはいられなかった。
「でさぁっ、祐希は亮君と上手くいってる?」
親友の遥が突然話題をふってきた。
亮とは、中学時代の同級生で、高校に入ってから付き合い始めた。
「え、あぁ。まあまあかな~^^;だってお互いに忙しいし~。」
実際、付き合い始めて、まだ1回しか会ってないし。毎日メールするとか正直めんどう。
「え~。なんだ~。で、先週会ったときは?ヤったの?」
「は?ヤってないし。てか、そのつもりもないし。アタシは遥とは違うから~。」
一緒に食べてたグループで
ドッと笑いが起こる。
本当は…
亮も誘ってきてたし…
アタシにその気がなかった訳じゃないケド。
葵の顔が浮かんできて、
嫌悪感を感じずにはいられなかった。