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君以外見えない

第2章 素の自分

「でも、アンタ…浮気されたゃうよ~。そんなに長いこと会ってなかったら。」

確かに…。
それはあるケド。

「てかさ~。最近、葵学校に来てないよね~」

次は葵の話題ですか…

「そうだよね~。風邪にしては長くない?」
咲という子が言った。

「まあ何かあるんでしょ。ほっといた方がいいと…

「アタシ達で葵の家に行こうよ!多分家にはいるでしょ」

「「いいね~」」
アタシの言葉を遮って、咲が次々と決めてしまう。

「ねえ!!」

大きな声で言ってしまったから、場がしーんとしてしまった。
「アタシ…一人で行っちゃダメ?」

無理なことは分かってるケド。
言ってみた。

「そりゃまあ…祐希がどうしてもっていうなら…」

「ホントに!?やった(*^^*)ありがとう皆~(*≧∀≦*)」

今日の放課後、アタシは葵の家に行くことになった。

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