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君以外見えない

第3章 好き…?

祐希を家の中に招いたのは初めて。

いや、
人を上げたこと自体初めてかもしれない。

自分の部屋に祐希を座らせ、お茶を出した。

「ありがと…。」
緊張しきっている祐希…

「葵は…その、なんで学校休んでるの?体調は大丈夫そうだけど…。」

直球だな…

「えっと…まあ色々あるんだよ。うん。」

「色々って?」


……
「祐希絶対引くから言わないっ。」

「なんで~?アタシ引かないから!!」

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