星も、パンも
第9章 パンは、目の前が揺らぐ…
俺達は、運ばれてきたパンケーキを眺め…
苦笑いした…
「おい…朝帰り…。
メニューの写真見なかったのか？
何だよ…この…乙女全開の食べ物…
罰ゲームか？！」
目の前のパンケーキは、生クリームやらアイスやら…フルーツやら…
女子がキャーキャーいいながら食べる…いかにもって感じだった
「おい！“朝帰り”って言うなよ！！
その罰ゲーム…俺も経験中なの…お前も解ってるよな…」
俺は、トッピングをかき分け…パンケーキをフォークに刺し…口に運ぶ…
「…朝帰りアイドルの趣味かと思った…」
「おい…双子…
お前…性格…悪いだろ…」
松本は、フォークにフルーツを刺し口に運び…
しらけた顔をした―――――…
性格……悪いよ…
悪かったな―――――…
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える