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星も、パンも

第10章 流星群は、振り替える

が…



芸能人が、道端で――――…


騒ぎになる!!っと――――…



俺は、とっさに…
そいつを人混みにから――――――…



隠した――――――――…



その泣き顔を…



不本意だが――――…
独り占めにしてしまった…








綺麗な――――――――…


泣き顔だった――――…






どんな女よりも…


ぽっと出のアイドルよりも…



下手くそ女優よりも…





俺の腕の中で…
喘ぐ女達よりも――――…





何倍も―――…綺麗で…



恐ろしくなった――――…




それが…野郎であることなんて…


どうでも良かった――――…




泣き続ける…そいつを…



胸の中に…優しく―――…

抱き締める事は…


俺的には―――…





当たり前の事のように思えてしょうがなかった―――…





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