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星も、パンも

第10章 流星群は、振り替える



抱きしめ…


そいつを落ち着かせている時間は――――…



何だか――――――――…



俺も…穏やかな気持ちになっていた…



何だろう―――…安心する?


いや…安心とは違う―――…





しかし――…
この気持ちは…俺には理解できない―――…



だから…もう少し―――…


抱きしめていたかった…






しかし…双子の泣き虫は…




あっさり…あっさり――…


俺の腕から……
何事もなかったように―――…


すり抜けて行った――――…




俺の…疑問を胸の中に残して――――…



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