星も、パンも
第10章 流星群は、振り替える
疑問は…どんどん…俺を浸食して行く――――――…
あの表情は何だったんだ?
何故、俺は抱きしめた?
後少し抱きしめたら…何か解ったのか?
涙を見た日から――…
俺は、ぐるぐる…ぐるぐる…ぐるぐる…
だから!だから!!!!
また…会いに行ったのに…!
何してんだよ!
俺は―――…!!!!!
「お…おい?剛?マジ大丈夫かよ…」
「ダメかも―――――…」
俺は、頭を抱え悶える
メンバーには…ただの気違いに見えたに違いない…
「はぁ…何で俺は……キスなんか…しちまったんだよ…」
いや…理由は…“惚れた?”の…冗談からだけど――…
あの…キスは―――――…
反則だろ―――――――…