星も、パンも
第10章 流星群は、振り替える
「お疲れ様でした〜!」
撮影が終わり…時計をみると…
「はぁ――――…まっ…早いほうか…」
俺は、スタッフに挨拶をして、マネージャーに後は、自分で帰るから…と告げた…
マネージャーを夜遅い時間帯につれ回すのも気が引けた―――…
早く終わった時ぐらい…プライベートを満喫してめらわないと―――――――っは、言い訳で…
楽屋に白川ヒロのマネージャーが来るし…話もなんと無く聞かれたくなかった…
俺は、用意された楽屋に戻る―――…
すると……着替えが済んだ頃に…
楽屋の戸を、誰かがノックした…
俺は…別にやましい事をする訳ではないのに……
緊張していた―――――…