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星も、パンも

第11章 星は、不安を力にする…

「しかし、郁子さんと一緒で良かった…
視線が皆…郁子さんだったから――――…

あっ!白川ヒロさんが、オーラが無い…とかじゃないんです!オフなのですから…」



おかしいなぁ…サラッと芸能人オーラ無いって…言われた?



しかし…
羚君の笑顔は…憎めない…


それより――――…


俺は、“郁子さん”が気になったのだが……








「母の小説……さすがに男性が買うのは抵抗ないですか?…俺ならあります―――…」






こりゃまた…サラッと―――…




しかし…気になるから…買いに来たのだが―――…




「…抵抗はありますよね」



「よかったら――――…差し上げますよ…

腐るくらい家にはありますから…」




「え?…いやいや―――…悪いです」




俺は、首をブンブン振った!



「いやいや――――…マジで家にあっても邪魔なので…もらってやってください。
ちなみに――――…“レエイ”のモデル…俺なんで///白川ヒロさんが…身近に感じると言うか////スミマセン!」





は?“レエイ”のモデル?が…この子――――…?





「え?中学生だよね――…」



「はい…。原作では、高校設定になってましたね――…ドラマでは…大学生と――…
大人の事情が反映されまくりですね―――…」


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