星も、パンも
第12章 ナイトは、遇者を装う…
カタン――――――――…
って―――…微かな音を…
俺たちは聞き逃さなかった―――…
薄めを開けて…ヤー君が…俺の後ろを見ていた…
俺達は、腰を密着させる…
キスをディープに繰り返していた…
お休みのチュッ…や…挨拶のチュッ…では無い――…
性的な…求め会う大人のキス…
少しだけ…
ヤー君の瞳が見開いた――…
その大きな瞳には…
ミー君が…
写り混んでいた――…
流石の俺も…少しだけ動揺した…
双子の片割れと…キスをしているのだ…
言い訳は出来ない―――…
しかし…
ヤー君は、キスを止めなかった―――…
誰も見ていない…
誰もいない…
と…思うことにしたのか…
さっきより激しく俺の唇を求めて来た―――…
ヤー君…どうして？
そう思いつつも…
俺も…キスを止めることをしなかった――――…
それどころか…
俺は、10歳の少年の口内に舌をねじ込み…
小さな歯や、歯茎…成長途中の舌を舐めまわした―――…
ぬちゅ…ちゅぷ…じゅぷ…
ヤー君は、キスらしからぬ濡れた音を口の隙間から聞かせてくれる…
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