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星も、パンも

第12章 ナイトは、遇者を装う…

「たか…ぉ――…好き…だ」





ああ…知ってる―――…



ミー君が、俺を好きなのは…



俺も――――…君が…






好きだから――――――…



でもね―――――――…



俺を誘う度――――…



ヤー君になろうとしている事が――――…


嫌だった―――――――…




無理して……クールになろうとする所が嫌いだった――…





いつもの…強がって――…

ツンツンしている君が…




好きなのに―――…




いつも…出だしは――てヤー君を演じる…





でもね―――――…結局…


君は、演じきれなくて…






俺の腕の中で…ミー君として鳴くんだ…





その瞬間が―――…たまらなく好きなんだよ…俺…




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