星も、パンも
第16章 ナイトは…誓う――…
「なんだよ!守るって!
何を守ってたんだよ!
好きな奴が!違う奴と―――セックスしてるんだぞ?!
それも―――――…ヤ太郎だと思ったら…
勝ち目ねー…とか…おもっちまうだろ?!」
ミー君は、俺の胸ぐらを掴み…怒りを露にした―――…
返す言葉もない…でも…
「ごめん――――…でも、その時は…正しいと思って…いたんだ――――…こう、なるって……考えなった――――…バカだった…
それでも―――――…
ミー君意外を好きになることは…なかった!」
俺は…ミー君の掴んだ手に…手を重ねた―――――…
「ミー君を…傷つけたくは…なかった――――…
私はね…
ミー君が…心のかなで…ヤー君になりたがっていたのも感じていたし…
ヤー君を求めていたのも…解っていたから―――――…
このままでも…いいのかな?って―――…甘えてしまったんだ…」