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「…博也―――…！？
お前、何考え――「…やろうぜ…」



俺は…松本の言葉を遮って…抱きついた――――…




もう…心が感覚に支配されるのは…



沢山だ―――――――…



「…ﾐｰ…助―――――…」



俺は…松本の―――…服を脱がす…



顔は――――――…見れない…



男と寝るなんて――――…


初めてだろうし…



萎えちまうだろうから…



なるべく――――――…
男を意識させないように…


なるべく――――…
ソフトなタッチで服を脱がせていく…






解らないなら―――…俺がリードする…




俺は…松本の肌に―――…


頬を寄せる…



筋肉質だな……熱い…




ミー助………


満たされて……幸せかな？


石丸さんは――――…

なんてミー助に伝えたのかな？









脱がせ…上半身裸の松本の…

厚い胸板に…
す――っと手を伸ばす…




「…バカか…お前は…」



松本は…俺の顔を両手で包み…


上に向けた――――――…



松本は…優しい目で俺を見つめる――――…



「博也…そんな顔で……
何しよ〜てんだ…無理すんな…」


松本の瞳に映る俺の顔は…


泣きそうで―――――…


辛そうで――――――…



痛々しい感じがした…



「…幸せが…逃げていきそうな顔だぞ――――…博也…」




そう言うと…松本は俺を抱きしめて―――――…ベッドに倒れこんだ…



俺は…松本の腕のかなで―――…



ボーッとしていた…









…セックスなんて――――…


ただの口実…







体に…何かを刻み込まないと―――――…






ミー助と―――…石丸さんの事を考えてしまう――…




それが…辛い―――――…