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星も、パンも

第20章 流星群は…可能性を抱く

電話を切ると―――…


いっきに…寂しくなる




昨日は、いろいろ有りすぎて――――…


流された感がハンパなかった気がする―――…






つい…石丸さんと博也の会話を思いだし―――…


ため息が出てしまう――…





「はぁ……嫉妬…とか…
―――――――…ウケる…」





俺は、スマホを握りしめながら…しゃがみこむ―――…






「はぁ〜…

人を好きになるって―――…

こんなに、しんどいっけ?」






電話の博也の声――――…




今でも…思い出せる―――…





ベッドには―――――…昨日、裸の博也にかけたタオルケットが…




俺は…それを引き寄せると―――――…



博也の残り香を―――…探す…





俺――――――…





かなり…重症だ――――…


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