星も、パンも
第20章 流星群は…可能性を抱く
「で…ヤ太郎を演じて…ヤ太郎を待って――――…
ヤ太郎で…
石丸に抱かれて―――…
ヤ太郎の代わりに…生きようって――――――――…
で…昨日――――――…
ヤ太郎が現れて…
身代わりは必要じゃなくなったのか―――――って思ったら…
声が…出なくなってた…」
ホントに―――――…
この、兄弟は―――――…
「でも…石丸が―――…
///側にいてくれるって…
ヤ太郎じゃなく…俺の…側に///」
うわ…嬉しそうな顔で…
博也は…今も――――…
白川ヒロの気持ちを…
感じ取ってるのだろうか…
心配になってきた―――…