星も、パンも
第22章 ナイトは、寄り添う…
「…まだ―――…正式な結果が出てないだろ?
それに――――…適任者が…
走って行く姿を見たよ――…」
ミー君は、バッッと俺に姿勢を向けて…
驚いた様に運転する俺を見る――――…
「!い…石丸…
あの二人の事―――…知ってるの?!」
松本から聞いたのかな…?
ミー君は、オロオロしながら俺の様子を見ている―――…
俺が…松本に嫉妬でもすると思ってるのか?
ミー君―――…お馬鹿だなぁ…
俺は、車をマンション地下の駐車場に停めると―――…
オロオロしている…
ミー君にキスをした―――…
「んっ!ん―――…石丸!」
ミー君は、
慌てて…俺を跳ね返す…
「…ミー君…昨日も―――…ベッドの中で、何度も君に告白したんだけど―――…
私は…信用されてないのかな?」
「///っち…違う…けど」
「けど…?何?」
俺は…ミー君を愛してる
誰にも負けない…譲らない…
だから…信用して――――…