星も、パンも
第22章 ナイトは、寄り添う…
本当は…違う理由―――…
ヤー君はミー君を守り抜いていた…
だから…離れた――――…
伝えてあげたいけど…
ヤー君は、それを望まなかった…
「――――…大丈夫…ヤー君は…そんな事…思ってなかった…
ミー君を大事に思ってると思うよ…
兄弟なんだから―――…助け合うのは…自然じゃないか?」
ミー君は…少し笑った――…
「…俺、ヤ太郎に守られて…
今は、石丸に守られて……
守られてばっかりだ―――…
俺もいつかは―――…
石丸を…
///守れる男になるかな?」
ミー君は…目を明け―――…
肩から上目遣いで俺をみる…
可愛い仕草を…自然としているのか…
キュンとしてしまう…