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星も、パンも

第3章 パンは、嘘が上手

俺は…時計を見て「じゃぁ、時間だから。」と…食卓を離れた…


『はい、お弁当!』


俺は渡された弁当を鞄に積めると…


いってきます、と家を出た…




平和…な…日常…








ミー助……会いたいな――…







ふと…自分のズルい気持ちが出てしまう…









逃げたくせに…


ミー助の隣には要られないって…



気づいたはずなのに…





あいつは…星だ…




いくらてを伸ばしても…掴めない…



遠く輝く――――――…星…






見上げれば……


6月の…青空が……





眩しかった――――――…



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