星も、パンも
第26章 星は、未来を想像する
「ヤキモチを妬かせた…ミー君が悪い…」
石丸は、俺を仰向けにすると…
唇を重ねてきた…
「んっ!ふざけんな!
仕事だ!それに―――…
これから、あ〜ゆう場面…増えるぞ!!?いちいち…」
俺は、ネクタイを外そうと!必死に腕を動かす!
「…解ってる―――――…
解ってるけど……
割りきれないくらい…
ミー君が好きなんだよ…」
石丸は…泣きそうな顔で…俺を抱きしめる…
「///いし…まる……」
石丸の…俺への気持ちが…スッーと胸に染み込む―――…
“割りきれないくらい、好き”
嬉しい…嬉しい――――…
石丸……もし、俺が…
逆の立場でも―――――…
同じ気持ちになるかも―…
……なら…しゃぁね〜よな…
「…ゴメン―――――…」