星も、パンも
第26章 星は、未来を想像する
「///!いっしま―――る!
勝手に!入って来んな!!」
俺は、慌てて身を隠すようにベッドにうつ伏せになる!
「勝手にって――――…
車に荷物残したままだし…
玄関の鍵は開いたままだし…
ウェルカム感だっぷりなような気がするんですが…?」
ギシ…っと…石丸は、俺の横に座ると…
うつ伏せで身を縮める俺の肩に手を乗せる――――…
「///あっ!…いつもの…癖で……」
俺は、…自分で自分を高ぶらせていた行為を見られたのかと思うと……
少し…テンパっていた!!
「…で…何してたの?一人で…」
「///…な…何も…してないから…」
「うそ………
嘘つきには…罰が当たるんだよ」
え――――…?罰?
シュル―――…っと…音が聞こえ…石丸を見ると…
スーツのネクタイを首から外し…俺の右手を掴んだ―――…
「んっ!なに?すんだよ…!」
石丸は、同様に左手も掴み…
俺の両腕を後ろ手に縛り上げた!!
「!!石丸…やっ…!痛い…から!ネクタイ外せって!」
俺は…あっと言う間に…身動きが取れなくなった!!