星も、パンも
第5章 パンは、星のために……
授業中………ふと…
睡魔が襲ってきた―――…
……おかしいなぁ…ちゃんと睡眠は取ってあるのに…
古典の授業だ―――――…
ばれないだろう…
俺は、石丸さんにメールをしていた…
《…ミー助…今何してますか?》
ブルルル…ブルルル…
スマホがポケットで震える―――――…
石丸さん……返信早いよ…
《…今、ミー君は、寝てた。ちょっと…疲れてたみたい―――…
昨日の収録…日にち跨いじゃったしね》
ったく―――…
《石丸さん…ミー助のこと…働かせ過ぎじゃないですか?
18歳になった途端に…夜の収録増やしてませんか?》
《ははは、手厳し…
ヤー君ミー助とが、協力してくれると…助かるんだけどね》