星も、パンも
第30章 番外編……①
「――…ミー君?起きてください?朝ですよ?!」
ニューヨークでの生活も…
5ヶ月がたった――――…
ミー君は、本格的に映像を学び出した――――…
「…おは…ょ――――…」
今では、ニューヨークのマンションでガッツリ同棲中の俺たち…
「ほら、朝ごはん出来てますよ…
顔洗ってきてください――…」
「――…あぁ…うん…」
ミー君は、持ち前の集中力で、苦手な英会話もマスターし…
授業に食らいついている
俺は、5ヶ月ミー君のサポートをしつつ…
身の回りの整理をしてきた…
そして、部屋も片付いたし…
流石に…俺も働かないと…
「ミー君、私もそろそろ…働きに行こうかと――――…」
「―――…え?」
ミー君は、トーストをかじりながら…間の抜けた返事を俺に返してきた…