星も、パンも
第5章 パンは、星のために……
いつもより遅めに帰宅――…
玄関に見慣れない靴…
そっと…玄関からリビングに向かい…中に入る…
「お帰り…ヤー君…」
「……石丸…さん……何で?」
リビングには、両親と石丸さんが俺を迎えた…
テーブルの上には…昔懐かしい…企画書の山――…
「…ミー助の仕事内容ですか?
情報番組からバラエティーまで…
って…今は?ミー助は…」
「情報バラエティーの収録中…
司会が――――…●●●さんだから…長引くと思って…
企画書の確認と…ご両親への報告…
後、ヤー君にサイドアタック!」
そうでした…
意外に近くにいるのに…
高校も違う…自宅も違う…
と…変な話し……たまにミー助が他人に感じる…
石丸の方が我が家にいるかもな…最近…
「ヤー君とも…話がしたかったし…」
ドキン…とした…
昼間のメールの件か?
気が引ける――――――…