テキストサイズ

星も、パンも

第5章 パンは、星のために……

「……ここじゃ…」



俺は、なるべくその話を避けようと…濁した…



「…博也、ちゃんと石丸さんと話し会いなさい…」



父親の…余計な一言で、石丸さんの顔は、パッと明るくなった…




くそ…めんどくせえな…



「…じゃぁ…ドライブしながら…話そうか?
最近、勉強ばかりだそうだし…気分転換に!」




石丸さんは、テーブルの上を軽く片付けると…鞄を持って…微笑む…





気分転換か―――――…





「…はぁ…なら…。」




俺は…石丸さんの車でドライブをすることになった…



何か…変な感じがしたが…


自分のメールが発端だと思うと…



諦めがついた…




ストーリーメニュー

TOPTOPへ