星も、パンも
第5章 パンは、星のために……
―――――――――…
やった後の…シャワー…―…
一人…反省会みたいで…
胃が…重く感じる―――…
ミー助を抱いた…
石丸さんを抱く――――…
この…屁理屈のような…我が儘な考えなのに…
石丸さんは……
黙って抱かれてくれる――――――…
で…結局――――――…
果てる時は…
石丸さんの名前を囁き…
石丸さんをなで回し…
石丸さんを愛し…
石丸さんでイク――――…
矛盾…している――――…
「…ヤー君…
お父さんの仕事―――…継ぐことにしたの…?」
浴室のすりガラスの向こうに…寄りかかる…石丸さんの姿が映る…
「―――――…ああっ…
親父達から聞いたの――?」
「――――…さっき…ね」
はぁ〜…
余計な事…言いやがって…
「やりたい事って……それ?」
石丸さんの声が…低く…どもる