
カード×ロワイヤル-異世界転生への奇妙な旅-
第3章 第3話 恋人-ラヴァーズ-と戦車-チャリオッツ-
たぶんだけど魔導軍のお偉いさんなのかな?なんか魔導遺産?なんじゃそりゃ?
「ここの地域は魔導遺産に指定され好き勝手に暴れたら問答無用で逮捕と決めているんでな。」
ちょっと色々とあるみたいだけど俺達はどうやら大人しく何もしなかったら逮捕されるらしい…
うん。大人しくすればね…
俺は一八とアイコンタクトを取る。取り敢えずは逃げる事に集中すれば逮捕はされない自信はある。
「おいおい。俺達は何にも知らないでここに来て、しかも命まで狙われちゃ正当防衛で情状酌量の余地はないのか?」
「ないな。」
一八は試しに魔導軍のお偉いさんとダメで元々だが交渉をしてみるが、やっぱりダメみたいだ。なんなら…
「一八!」
「おう!チャリオッツ!!セカンド…」
「おい!何をする貴様ら!捕まえろ!」
一八はチャリオッツを右腕に出して右側の背中にある3つの内の2つの排気管から煙をあげる。
しかし魔導軍のお偉いさんは他の兵隊達に俺達を捕まえようと命令するが、それはもっとも無理な話だな。
「ブースト・ナックルッ!!」
一八は右の拳を地面に叩き付けて上空に飛び、地面は抉れて足場は崩れると勿論だが兵隊達も陣形を崩し立ち往生する。
「ハングドマン!掴まって!!」
その瞬間に俺はハングドマンを出して鎖を木に巻き付けて俺の身体の至る所に鎖を出して純弥、一八、ダリオは捕まり俺達は逃げる事に成功した。
