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責められたいの

第10章 あの夏の誘惑 2

……………………

「イヤ…こんなこと…
せめてカーテン…
カーテンを閉めさせて…誰が来るか…」


「せっかく明るい時間に
帰ってきてやったんだ。
閉めたら意味ないだろ?」


やはり居た…間違いなく弟、
康洋の声だ。
姿はカメラには映らない…
やっぱりな。
未菜子はテーブルの上に一人で
座るような女じゃない。


「だって…うぅっ…」

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