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責められたいの

第11章 私だけのアイドル 3

……次の日、考えに考えたあげく
私はとっておきの
白いフレアのワンピを着た。

何の用で呼ばれたのか知らないけど…
有名アイドルがたくさんいる
事務所だし、洵ちゃんと外で
待ち合わせなんて久しぶりだし…

2人でゆっくり話せるなんて
1ヶ月前のあの雨の夜以来だった。
みんな忙しくなったから、もちろん
誰ともエッチなことしてないし…///

あの日のことを思い出すと、
未だに夢みたいだなって思う。

こうやって街に出ると、あちこちで
聞こえてくるのはエールのデビュー曲。
そして目に映るのは5人の笑顔の看板…
彼らは本当にスターになったんだ。

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