テキストサイズ

責められたいの

第1章 ハプニングバーの恋人 1

佑樹さんは会社の先輩。
社内はもちろん、取引先や通勤電車の中
でも告白されたらしいという噂の人で
私とは…別世界の人だと思っていた。

そんな彼から2ヶ月前に告白され
2人はお付き合いを始めた。

まだキスだけの関係だけど…
今日は家に帰らなくても
いいって伝えてある。
だから私…今日は先輩と…


「茉実?着いたよ?」


そこは一見するとお店とは
わからないような場所だった。
ただ、よく見ると扉には店名の
小さなプレートがついている。

ハプバー…会員制のバーなのかな?
日頃から一人でお酒を飲みに行く
こともない私は、ドキドキしながら
佑樹さんの後に続いたのだった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ