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責められたいの

第4章 あの夏の誘惑 1

ガチャッ…

あ、帰ってきた…


「お帰りなさい。
康洋さん、ご挨拶が遅れまして
申し訳ございません。
康紀(やすのり)さんの妻の
未菜子(みなこ)と申します。」


そう言い顔を上げると…

そこには私の身体を知り尽くした
アイツが立っていた。

…5年は経っている。
すっかり大人の男性になったけど
見間違えるはずが無い。

その人は確かに、私がずっと
会いたかった〝ヒロヤス〟だった。

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