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責められたいの

第4章 あの夏の誘惑 1

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余裕の笑みを浮かべるヒロは、
私の為に早く終わらせる
なんて言っておきながら
延々と私を抱き続けた…

そして日も変わり、久々の絶頂感で
汗だくになった身体をシャワーで
流して寝室に入ると…
夫が帰宅したのはその直後だった。

今日の様に戻りがわからない日は
先に休んでいいと言われていたけど
いつもは出迎える様にしていた。
だけど。
今日ばかりは私は眠ったフリをした。

当然、こんなこと続けてちゃいけない。
でもこの先、同じ屋根の下に暮らして…
ヒロを拒む自信なんて全くない。

私は途方にくれた。


✳︎つづく✳︎

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